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観光列車

「日経デザイン」9月号の特集は「観光列車をバブルにするな」

特集の内容はさておき、
近年、「観光列車」が大流行です。

すぐ思い浮かぶのは、JR九州の超豪華列車「ななつぼし」
そして、近年のはやりは「食堂列車」
越乃Shu*Kura (JR東日本)
おれんじ食堂(肥薩おれんじ鉄道)
TOHOKU EMOTION (JR東日本)
丹後くろまつ号 (北近畿タンゴ鉄道)
その他多数。

観光列車としてデビューする多くは「食堂車」であり、
ほかに、車内のしつらえを一新させた(多くは木質材を多用したり
ソファー配置を工夫したり)。それも一部の車両。

ところで、何故みんな「食堂車」なんでしょう。
その食堂車がとても高い。
気軽に乗ってみようと言える金額ではない。
それも一日一往復とかしかない。
しかも、食堂車を作り、運営する経費は半端じゃない。

外からの客を地元の鉄道に呼び込もう、ということは正しい地域振興策であろう。
しかし、一日一往復、特別な列車を走らせることで
目的が達成できるとは思えない。

列車に乗る楽しさ、列車でしか提供できない楽しみ
それをもっと深掘りし、全ての列車で提供できるようにならないだろうか。

最悪なのは、ツアー旅行のコースに組み込まれながらも
乗車するツアー客に座席がない、ということ。

いくらきれいな内装でも、座れなければもう乗らないでしょう。
もう1両つなげる
この決断がリピーターを作るのだと思います。

レガート知財事務所
弁理士 峯 唯夫
http://legato-ip.jp/






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意匠法における「物品」の単位

意匠法は、意匠を物品の形態であると定義し、意匠ごとに出願すべきものと規定する。しかし、物品や物品の単位についての定義はない。一般には、物品とは有体動産であると理解され、用途・機能を持つひとまとまりの物を物品の単位として捉えているようである。

用途・機能を持つひとまとまりの物であるから、カバンのような単一物の他、トランプや積み木のように、複数の構成物が組み合わされて初めて用途・機能を持つことになるものは、複数のセットで一つの物品(合成物)として扱われる。
これとは別に、単体でも用途・機能を持ちつつも、セットで1物品として扱われる背広上下や夫婦茶碗のようなもの(集合物)もある。そして、その延長線上に組物があるといえる。なお、「組物」を一意匠一出願の例外と捉える見解が多数のようだが、「一意匠として出願」できると規定されている以上、組物は一意匠であり、一意匠一出願の例外とは理解できない。

産業デザインを保護する意匠法における物品という以上、用途・機能が要求されることは当然であろうから、単一物の他、合成物が1つの物品として扱われることは当然であろう。しかし、集合物や組物が1つの物品として扱われる理由は、他に求める必要がある。それは組物の意匠の登録要件である、全体としての統一、に求めることができる。合成物が1物品として扱われる理由も、統一したデザインがされるからであろう。

そうであれば、デザイン的な統一のあるものは物体の数にかかわらず、1つの物品として扱うことも可能ではないか。「組物」という物品をわざわざ定めることなく、どのような「物品」を組み合わせようと、全体として統一があれば1つの物品として扱うのである。
加えて、「物品」の配置も意匠の構成要素として取り込むならば、インテリアデザインの保護にも道が開かれるだろう。

レガート知財事務所
弁理士 峯 唯夫
http://legato-ip.jp/
プロフィール

峯唯夫 レガート知財事務所

Author:峯唯夫 レガート知財事務所
弁理士 峯唯夫です。
特許や、意匠・商標・著作権などの「知的財産」を扱う仕事をして35年以上になります。
このブログは、峯の日常活動の備忘録として、思いつくことを記述します。

東京都新宿区高田馬場2-1-2
TOHMA高田馬場9階
特許業務法人レガート知財事務所
弁理士 峯  唯 夫
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